2026年つみたて投資枠 最強リターンTop5を徹底解説

ひではるブログ

2026年つみたて投資枠 最強リターンTop5を徹底解説

こんにちは。2026年のつみたて投資枠、どのファンドにするか悩んでいませんか?

新NISAがスタートして3年目を迎え、そろそろ投資戦略を見直したいと考えている方も多いはずです。今回は、直近3年間で最もリターンの高かった5つのファンドを、それぞれの特徴やリスクとともに詳しく解説していきます。

つみたて投資枠の対象商品とは

まず押さえておきたいのが、つみたて投資枠で投資できる商品には厳しいルールが設けられているということです。

主な条件は以下の通りです:

  • 信託期間が無期限
  • 毎月分配型ではない
  • 信託報酬が低水準
  • 運用実績が5年以上(指定インデックス以外)

金融庁が定める「指定インデックス」には日経225やS&P500、オルカンなどが含まれますが、NASDAQ100やFANG+などは指定インデックスではないため、上記の条件を満たす必要があります。

投資の基本戦略について

リターンの高いファンドを紹介する前に、1点重要な注意点をお伝えします。

投資のコア戦略は、オルカンやS&P500といった低コストのインデックスファンドに長期・分散・積立で投資することです。

今回紹介するファンドに全額投資するのはおすすめできません。コア・サテライト戦略として、ポートフォリオにスパイスを加える程度に活用するのが賢明でしょう。ハイリターンの裏には必ずハイリスクが潜んでいることを忘れないでください。

第5位:グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(未来の世界)

リターン実績

  • 1年:9.9%
  • 3年:28.7%
  • 5年:13.13%

基本情報

  • 運用会社:アセットマネジメントOne
  • 設定日:2016年9月30日
  • 純資産総額:85億円
  • 運用形態:アクティブ型
  • 信託報酬:1.65%
  • 組入銘柄数:32銘柄

特徴とポイント

このファンドは、財務が堅く利益率の高い優良企業に厳選投資します。ハイテクグロースに特化するのではなく、安定重視の長期型戦略を採用しています。

米国の割合は51%と、オルカンほど米国に偏っていません。フランス、スウェーデン、デンマーク、イタリアなど欧州株が多く、インド、台湾、韓国、中国もオルカンより高い比率で組み入れられています。

メリット:

  • 地域分散・セクター分散が効いている
  • AIバブルが崩壊した場合の耐性が期待できる
  • S&P500のようにハイテク株に大きく偏っていない

デメリット:

  • 信託報酬1.65%は長期投資ではリターンを圧迫するリスクあり
  • ファンドマネージャーの腕に左右される

第4位:ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)

リターン実績

  • 1年:22.3%
  • 3年:31.4%
  • 5年:12.2%

基本情報

  • 運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
  • 設定日:2019年1月31日
  • 純資産総額:1,085億円
  • 運用形態:アクティブ型
  • 信託報酬:1.645%
  • 組入銘柄数:39銘柄

特徴とポイント

国や地域、業種、時価総額にとらわれず、長期の視点で高い成長が期待される企業を厳選投資します。

上位にはNVIDIA、Amazon、Appleなどが並びますが、注目すべきはAppleビジョンを比較的早い段階で取り込めている点です。2025年の相場ではパランティア、AMD、Appleビジョンなどを組み入れていたファンドが大きくリターンを伸ばしました。

米国株の割合は50%を切っており、中国の割合が比較的多いのが特徴です。

メリット:

  • 世界中の有望企業をアクティブに取り込める
  • 一応インデックスに勝っているデータあり

デメリット:

  • 運用プロセスがややブラックボックス
  • 1.64%のコスト負担が長期リターンを圧迫する可能性

第3位:iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

リターン実績

  • 1年:19.2%
  • 3年:32.9%
  • 5年:25.5%

基本情報

  • 運用会社:大和アセットマネジメント
  • 設定日:2018年8月31日
  • 純資産総額:2,330億円
  • 運用形態:インデックス型
  • 信託報酬:0.495%
  • 組入銘柄数:100銘柄

特徴とポイント

NASDAQ100とは、米国NASDAQ市場に上場している金融を除く時価総額上位100銘柄で構成される株価指数です。最強テック100社の詰め合わせパックと考えてください。

重要なポイントは、NISAのつみたて投資枠で購入できるNASDAQ100連動ファンドは、このiFreeNEXTのみということです。他のファンドは5年経過していないため対象外となっています。

S&P500とNASDAQ100の違い

  • S&P500:アメリカを代表する上位500社、広く分散された指数
  • NASDAQ100:金融株を含まず、テック・通信・消費・ヘルスケア・成長企業に絞った指数

つまり、NASDAQ100はよりリスクを取って成長を狙うタイプの指数です。

組入銘柄の魅力

2025年に大きく上昇したマイクロン、パランティアなどの銘柄も全て組み込まれています。これが指数の強みで、上昇を早めに取り込めるということです。

メリット:

  • テック株中心でありながら、生活消費企業も含み分散性が高い
  • コストが低い(0.495%)
  • イノベーションの中心であるハイテク産業の平均をしっかり取れる
  • 長期投資に向いている

デメリット:

  • ハイテク株に集中しているため、セクター全体の調整時には大きく下落するリスク

個人的な見解: イノベーションの中心はここ数十年ずっとアメリカのハイテク産業でした。それは少なくとも今後10年は続くと考えています。NASDAQ100は長期投資という観点で非常に優れたファンドだと思います。

第2位:iFreeNEXT FANG+インデックス

リターン実績

  • 1年:30.7%
  • 3年:57.3%
  • 5年:33.6%

基本情報

  • 運用会社:大和アセットマネジメント
  • 設定日:2018年1月31日
  • 純資産総額:9,534億円(もうすぐ1兆円!)
  • 運用形態:インデックス型
  • 信託報酬:0.7755%
  • 組入銘柄数:10銘柄

特徴とポイント

世界のデジタル巨人に超集中投資するファンドです。AI、クラウド、SNSなどテクノロジー中心銘柄を丸ごと持つことができ、上昇時の爆発力は最強クラスです。

運用プロセス

一般消費財、テクノロジー、メディアの3セクターから時価総額や平均売買高でスクリーニングし、PSRや売上高成長率でランキングをつけて銘柄を選定します。

重要な特徴:固定6銘柄

FANG+の最大の特徴は、原則としてFANGの6銘柄(Facebook、Apple、Netflix、Google、Microsoft、Amazon)は固定という点です。

これは長期的な成長力が高いという理由ですが、最近はこれがリスクになっているのではという議論も出てきています。

懸念点:

  • 時代が変わればトップを走る企業も変わる
  • 企業が第一線を永久に走り続けることは困難
  • 固定銘柄が枠を圧迫し、新興成長企業を取り込みにくい
  • 10社平均の場合、1銘柄のエクスポージャーが非常に高い

メリット:

  • 直近数年はNVIDIAとブロードコムが引っ張り、超絶リターンを実現
  • 10銘柄だけで米国市場の約25%を占める(2024年9月時点)
  • ビジネスモデルが私たちの生活に密着している

とはいえ、これらの銘柄がすぐに衰退するとも思えません。リスクはリスクとして理解し、焦って投資方針がぶれないようにすることが大切です。

第1位:iFreeNEXT イノベーション・インデックスAI

リターン実績

  • 1年:31.9%
  • 3年:44.8%
  • 5年:29.8%
  • 半年:118%(5つの中で最高!)

基本情報

  • 運用会社:三井住友DSアセットマネジメント
  • 設定日:2018年6月29日
  • 純資産総額:262億円
  • 運用形態:インデックス型(STOXXグローバルAIインデックスに連動)
  • 信託報酬:0.8195%
  • 組入銘柄数:71銘柄

特徴とポイント

個人的に最もおすすめのファンドです。

生成AIや半導体といったAIブームの恩恵を受ける企業に幅広く投資しています。AIテーマ特化型のため、短期の値動きは非常に大きいですが、長期的な成長が期待できます。

AI関連事業の定義

このファンドでは以下の4つをAI関連事業と定義しています:

  1. クラウド関連
  2. AI応用・活用
  3. ビッグデータ
  4. 半導体・チップ

これらの事業が総収益の50%以上を占めている銘柄を厳選しています。銘柄の入れ替えは年に1回(6月)です。

FANG+との違い

構成銘柄の組入比率は、時価総額とAI収益比率で決まります(時価総額加重平均ではありません)。また、1銘柄の構成比率は最大8%までです。

世界全体の株式を対象としており、SAPなども入っています。一方で、時価総額の大きいApple、Amazon、TeslaはAI関連事業の収益が条件を満たしておらず、指数には組み込まれていません。

AI市場の将来性

AI市場は2032年には195兆円規模になると予測されています。

  • 2022年:約6兆円
  • 2025年:約50兆円
  • 2032年(予測):195兆円

ものすごい勢いで成長しています。イーロン・マスク氏も「5〜6年後には仕事がなくなり、AIに吸収されてAIが管理するようになる」と発言しています。

さすがに5〜6年は早いと思いますが、10年後には世界は大きく変わっているでしょう。その中心になるのはAIであることはほぼ確実です。

メリット:

  • AI市場の急成長を丸ごと享受できる
  • 幅広く分散されている(71銘柄)
  • 固定銘柄がなく、柔軟に組み替えられる
  • 長期的な成長テーマに投資できる

デメリット:

  • AIが衰退する時にはこのファンドもデッドマネーになる
  • 短期的な値動きが非常に大きい
  • 信託報酬0.8195%はインデックスとしてはやや高め

個人的な見解: 来年のつみたて投資枠で一部購入を検討しています。ただし、未来は何が起こるか分かりません。AIを超越する何かが登場する可能性もゼロではないことは覚えておきましょう。

まとめ:どのファンドを選ぶべきか

今回紹介した5つのファンドをリターン順に並べると:

  1. イノベーション・インデックスAI(3年:44.8%)
  2. FANG+インデックス(3年:57.3%)
  3. NASDAQ100インデックス(3年:32.9%)
  4. ロイヤル・マイル(3年:31.4%)
  5. 未来の世界(3年:28.7%)

個人的なおすすめ度

最もおすすめ:

  • イノベーション・インデックスAI
  • NASDAQ100インデックス

条件付きでおすすめ:

  • FANG+インデックス(固定銘柄のリスクを理解した上で)

慎重に検討:

  • ロイヤル・マイル(高コスト・アクティブ運用)
  • 未来の世界(高コスト・アクティブ運用)

選び方のポイント

  1. コア戦略はぶらさない:オルカンやS&P500を中心に据える
  2. サテライトとして活用:今回紹介したファンドはポートフォリオのスパイス程度に
  3. コストを意識する:信託報酬1.6%超のアクティブファンドは長期では不利
  4. 自分のリスク許容度を理解する:ハイリターンの裏には必ずハイリスクがある
  5. 途中で変えてもOK:あと数年で5年運用ルールをクリアする銘柄も増える

最後に

つみたて投資枠は成長投資枠に比べて投資できる銘柄がかなり限られていますが、絶対にこの中から選ばないといけないわけではありませんし、途中で変えても構いません。

大切なのは、各ファンドの強み・弱みをしっかり理解し、自分が納得できるファンドを選ぶことです。

あなたは2026年のつみたて投資枠で何に投資しますか?ぜひ自分なりの戦略を考えてみてください。


この記事が投資判断の参考になれば幸いです。ただし、投資は自己責任で行ってください。

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